ラッセル『哲学入門』① 読んでみたわけ

古本を整理していたら出てきたバートランド=ラッセル『哲学入門』。

試しにイントロをパラパラと見ていたら、非常に素敵な宣言に出会いました。

この本では主として、肯定的で建設的なことが言えると思えた哲学的問題に集中した。

髙村夏輝訳 ちくま学芸文庫版

肯定的で、建設的。

おお。

哲学をやること自体が、否定的かつ非建設的なことのような気がしていた僕にとってはとても挑戦的で頼もしい印象です。

更には、著者があの英国生まれと来てるのだから、これは期待も高まります(英国への偏見(^-^;)。

間違いなく、このコンセプトは早い段階で挫折と向き合うことになるはずです。

肯定的で建設的な選択肢を取りたくても、否定的で非建設的な選択肢を消せない。そして、困ったことに哲学はそのとき、否定的で非建設的な可能性に対してであっても妥協を許さないw

そんなときに、

大見得切ったラッセルがどうやってその難局を乗り切るのか。

少なくとも、その一点だけでも見届ける価値はあるかと思いました。

というわけで、ゆっくり急げの第一弾はラッセルの『哲学入門』で行ってみます。

筑摩書房|哲学入門/バートランド・ラッセル 著 , 高村 夏輝 翻訳